CANTOOL A1を車載Ethernet 100Base-T1のメディアコンバーターとして利用

CANTOOL A1をご愛用の皆様、車載Ethernet 100Base-T1の対応は進んでおりますでしょうか。

CANTOOL A1(CTA101A-D0E1T)は車載Ethernet 100Base-T1を搭載しております。
EthernetSettingToolを使用することで、CANTOOL A1を車載Ethernet 100Base-T1のメディアコンバーターとして利用することができます。

EthernetSettingToolは以下からダウンロードください。
EthernetSettingTool_ver1.00.zip


メディアコンバーター接続図.JPG
上のように接続することで、CANTOOL A1が100Base-T1と1000Base-Tの両プロトコルを相互に変換します。
そのため、ECUの出力データをパソコンで解析およびパソコンからECUへデータ送信することができます。

解析には「ネットワークプロトコルアナライザー Wireshark ※1」の機能を利用可能です。
またCANTOOLのSDKを利用し、業務に合わせた専用のアプリケーションを製作することで大幅に業務を効率化することも可能です。

SDKを利用したアプリケーションは提供中の各種サンプルを利用いただくことで開発が容易にすすめられます。
SDKを利用した専用アプリケーション開発に興味がありましたらサポートいたしますのでお気軽に弊社にご相談ください。
弊社でも要件定義からアプリケーション開発に対応しておりますのでご用命ください。


※1 https://www.wireshark.org/

●製品紹介
「ECU開発支援ツール CANTOOL」に関する詳細は以下をご参照ください。
製品紹介ページ(リンク先:https://itec.hankyu-hanshin.co.jp/product/hardware/cantool/)

CAN FD対応、コンパクト、直感的なGUI、柔軟な拡張性や
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標準価格 35万円(税込み38.5万円)
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