西野 大河 TAIGA NISHINO

大学で情報理工学を学んでいたので、システムエンジニアとして働くことを目標に就職活動を行っていました。なかでもアイテック阪急阪神は本社が西日本にあり、新しい価値観に触れるチャンスだと思い志望しました。 というのも、私は東京出身。学生時代に関西出身の友人がいたのですが、異なる価値観との出会いは興味深いものでした。

また、仕事の内容面では、アイテック阪急阪神のグループ内の案件だけでなく、外部のお客様も比較的多いため、多様な案件に携わることができるところに魅力を感じました。 ほかに入社の決め手となったのは、面接でのやり取りでしょうか。 とても気さくで話しやすく、関西の人の温かさが印象的でした。東京支社にも関西出身の人が多いので、今では私もアットホームな雰囲気にすっかりなじんでいます。

入社後に配属された部署では、医療機関向けに健康診断業務をサポートするシステム開発に携わっていました。ただ開発を進めれば良いというものではなく、医療関係の方々はITスキルが高いわけではないので、専門用語を避けて説明したり、システムの利用方法を丁寧に教えたりすることも必要です。このときの経験は、お客様にわかりやすく説明するという点で今も役に立っています。
4年くらいたったころ、医療・ヘルスケア分野における新事業を企画し推進するという、新設されて間もない部署に異動しました。

医療分野は当社が30年以上やっている事業ですが、お客様のご要望に沿うだけではビジネスとして拡がっていかないので、そこから派生して新しいサービスやシステムを企画するのがミッションです。まだ世の中にないサービスを創り出すことができる点に、やりがいを感じています。 仕事をする上では、お客様に言われたことをやるだけではなく、困っていることを改善するには何が最良かを突き詰めて、提案することを心がけています。
あるお客様が、既存のシステムが複雑で熟知したスタッフしか使いこなせないことに困っていたのですが、誰でも使えるようにシステムを改善しマニュアルも作成したところ、「これなら新人にも教えやすい」と感謝されました。お客様に喜ばれたときは本当にうれしいです。

私の所属する事業企画室は、10人程度と人数が少ないこともあり、上司とは相談しやすい関係です。 実際、あるプロジェクトのマネージメントを任されて迷走していたときは、よく相談していました。
上司には厳しく言われることもありますが、期待されているのが伝わるので頑張れます。まだ新しい部署ですが、お客様に喜ばれるサービスを企画、提供することで実績を積み、社内からも「あそこに任せれば安心だ」と思われる組織に成長させていきたいですね。

システムエンジニアとしては、どうすれば効率よくミスなく作れるのか貪欲に学び、技術力を磨いて、プロジェクトを成功に導ける存在になることが目標です。 また、今後は医療業界に限らず、さまざまな人を対象にヘルスケアをサポートするアプリやサービスを創り出して、多くの方が健康に過ごせるようお手伝いができればと考えています。