鈴木 彩香 AYAKA SUZUKI

「学生時代に学んだ情報科学の知識を活かして、自分が生まれ育ち、お世話になった関西の人のお役に立てないか」と考え、IT業界を中心に企業訪問をしていました。 当社は、大阪に本社があることと、人々の生活に欠かせない鉄道インフラをIT面からサポートしていることに興味を持って選考へ。面接では、終始和やかな雰囲気で私のペースで話すことができ、自分らしさを引き出してくれたことが好印象でした。

いくつかITベンチャーも含めて受け、各企業の様々な社風を感じる中で、当社から感じたおだやかな雰囲気は自分に合うのではと思いました。 その他、阪急阪神東宝グループというバックボーンがあるため、経営面も安定し、福利厚生も充実していることに安心感を持てました。 「ここならライフステージが変化してもずっと長く働けそう」という未来像をイメージできたことから入社しました。

入社後は、基幹システム部 基幹システム課に配属され、鉄道会社向けの経理システムの設計や開発に従事。 このとき、自分のつくったシステムがお客様の業務効率化やスピード化につながるという達成感を味わいました。 同時に開発には多くのメンバーが連携して一つのものをつくることから、チームで仕事をする面白さも実感できました。 いろいろと開発経験を積む中で、ステップアップの機会となったのが、経理部門への異動。これは「経理システムをより極めていく上で経理の現場を経験することはきっとプラスになる」という長期のキャリアステップを見据えたものでした。

経理業務自体は初めてではありましたが、上司や会社は私の将来のキャリアプランを大事に考えてくれているのだと感じました。 実際に業務を担当し、まだまだ経理業務には手作業が多くあることを知ったのは良い経験です。 そして今は、決算分析や予算策定、中期経営計画書の作成を行う経営計画業務を担当しています。この業務に関わってまだ半年程ですが、経営に大きく関わる数字を扱い、会社や社員のみなさんの未来に関わる仕事に働きがいを感じています。

経理業務を離れ、現在の経営企画業務に携わることになったのは、産休・育休からの復職後「仕事と育児の両立をどう実現していくか」を模索した結果です。 経理業務は出社しないとできない作業が多いのですが、経営企画業務は、在宅で分析や計画書・経営会議用の資料作成ができるという点を会社も考慮してくれました。

会社の数字を扱うという責任は大きいですが、「経営に関する知識など、新しいことを吸収するチャンスだ」と思い、チャレンジすることを決めました。 大変な仕事ではありますが、職場のみなさんの理解とサポートもあり、時短勤務を利用して16:00には退社できています。 また子どもが熱を出した場合は、在宅勤務やフレックスタイム制度などを活用して、仕事も子育てもちょうど良いバランスが保てています。職場のみなさんも「手伝おうか？」や「子どものお迎えに行く時間じゃない？」と声がけをしてくれ、困ったときにも相談しやすい雰囲気で、とても心強いです。