大前 次義 TSUGIYOSHI OMAE

小学生のころから、コンピューターは私にとって「魔法の機械」でした。いつかこの魔法を自分の手で操ってみたい。そんな漠然とした憧れから高専に入学し、実際のコンピューターに触れるなかで、“コンピューターに関わる仕事”が具体的な目標へと変わっていきました。

そして卒業後の将来を考えるにあたって、研究室の先生に相談した際に紹介されたのが当社です。研究室の先輩が勤務しており、「システム開発に携われるアットホームな会社」だと評判でした。

連絡をして面接を受けてみると、経営層との距離の近さや、自分の意見が尊重される環境であることがよくわかり、強く魅力を感じて入社を決意しました。 最初は交通システム部に配属され、大手メーカーと協働しながらビル管理システムの案件に携わりました。その後、地域情報ネットワークの構築にも関わるようになります。当時はとにかく必死に勉強しましたが、その経験が今の業務にしっかり活きていると実感しています。

モノを購入したり、情報を入手したりするなど、インターネットは今や日々の生活になくてはならない存在です。マルチメディア事業本部は、そんなWebビジネスを担う部門。eコマースサイト構築やコンテンツ制作だけではなく、顧客管理システムや課金管理システムの運営、データセンタービジネスやケーブルテレビ、コールセンターなど、多岐にわたる事業を展開しています。 自分たちが担当しているサイトやサービスが数百万人に利用され、多額の売上につながっているのを実感できる。それが、この仕事の大きな魅力のひとつです。

そうした多様なビジネスを成長させるのが、副本部長としての私のミッション。事業方針の策定から実行、部門全体のマネジメントまで幅広く担っています。多くの部署やメンバーと連携するため、それぞれの意見を調整し、全員が同じ方向を向いて進んでいけるよう意識しています。さらに、常に「どうすればできるのか」を前向きに考え、社員が安心して力を発揮できる環境を整えることも大切にしている取り組みです。

私たちの業務は、テクノロジーを通じて社会に貢献することです。「テクノロジーで社会を良くしたい」という情熱とチャレンジ精神を持つ方なら、きっと活躍できるでしょう。

この業界では新しい技術がどんどん生まれ、ちょっとしたアイデアから大きなサービスに成長する例がたくさんあります。デジタルネイティブ世代である若い方々は、思い描く夢やアイデアを自分の力で具現化することにどんどん挑戦してほしいと願っています。私たちの世代は、その挑戦を全力でサポートしますので。

実は今、新ビジネスにつながるアイデアを部内で公募し、経営層に認められたアイデアは発案者が中心となって事業化を計画し、推進できる環境を整備しようとしています。トップダウンではなく、自らのアイデアで社会を動かす。そんな醍醐味を、ぜひ当社で味わってください。