特長

CANTOOL_残業時間0への挑戦

CANTOOLシリーズは、各種車載ネットワーク(※1)を搭載し、ECU(※2)開発、テストを行うための高性能ECU開発支援ツールです。
特に車載ネットワークの中で利用頻度の高いCAN(※3)インターフェースは、最大5系統搭載しています。その他のLIN(※4)、FlexRay(※5)、車載Ethernet 100Base-T1(※6)などのインターフェースにも対応し、開発・製造・検査を低価格で効率よくサポートします。

●CANTOOL2シリーズ
・独立した5つのCANインターフェースを搭載しCAN、LIN、FlexRay(FlexRayTOOLのみ)インターフェースに対応しています。
・GPIO/AD/DA/シリアルなど、汎用入出力を搭載しています。
・CANバスモニタ、エミュレータ、ロガーとして、開発現場や試験に活用可能です。

●CANTOOL-Aシリーズ
・独立した4つのCAN/CAN FDインターフェースを搭載し、CAN、CAN-FD、LIN、100Base-T1インターフェースに対応しています。
・100Base-T1は100Base-TX等の身近なEthernetとのコンバート機能の他、スクリプト機能で制御することも可能です。
・GPIO/AD/DA/シリアルなど、汎用入出力を搭載しています。
・CANバスモニタ、エミュレータ、ロガーとして、開発現場や試験に活用可能です。
・microSDを搭載し、長時間のロギングに対応可能です。(※7)
・スタンドアロン(PCレス)でも動作可能です。スクリプト(Python)で自律的な動作をプログラムすることができます。
・シンプルで直感的に使えるユーザーインターフェースをご用意しています。

(※1)複数の電子制御ユニット(ECU)が、用途ごとの特徴や特性に応じて伝送速度や通信プロトコルの異なる複数の車載LANでつながっている状態。
(※2)ECU:Electronic Control Unitの略。自動車の電子制御ユニットを指す。
(※3)CAN:Controller Area Network の略。CANは車載LANの中でも現在事実上の標準となっているプロトコルです。独Robert Bosch GmbHが提唱している車載用のネットワーク仕様です。
(※4)LIN:Local Interconnect Networkの略。コストパフォーマンスに優れたシングルマスタの車載LANプロトコルです。LINコンソーシアムにて策定された通信規格です。
(※5)FlexRay:高い柔軟性・高い信頼性を持つ高速通信プロトコルです。独Daimler AGの登録商標または商標です。
(※6)100Base-T1:車載用Ethernetとして普及してきた規格です。100Mbpsの広帯域で大量の情報を伝送でき、今後主流となるネットワークと考えられています。
(※7)microSDは、SDアソシエーションの登録商標または商標です。

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