阪神電気鉄道では、1987年から小駅の省力化を目指し、弊社も参画してシステム化に取り組んでいます。
このシステムによって、駅設備・駅務機器のリモートコントロールや遠隔接客が行え、駅務機器で発生したデータを自動でセンターサーバに収集することができます。
また、駅で対面販売が行われている各種割引券、団体乗車券、払戻し等もこのシステムの端末で一元管理を行うことにより、駅業務のサービス向上、効率化、省力化につながっています。
2005年にはスルッとKANSAIのICカード「PiTaPa」に対応したシステムを導入、2006年にはIC定期システムを導入し、より一層乗客の皆様に便利で快適な駅環境を提供しています。
■システムの要になる中央処理装置は全て二重化して信頼性を向上
■各装置のハードディスクをRAID5構成にし、データの保全性をアップ
■遠隔監視制御用の操作端末はタッチパネルで操作を簡易化
■中央処理装置異常時に自動で保守員に通知し、迅速な対応が可能
■端末は市販のPC(パーソナルコンピュータ)を使用することで、低価格化を実現